青森〜むつ市(恐山)

今回の経路
青森市 県道44号 戸崎〜桑原間ねずみ取多し。スピード控えめに
  国道4号 浅虫の2車線道路の山側にねずみ取多し
平内町 国道4号 家ノ下〜浜子間、時間帯によって渋滞有り
野辺地町 県道243号 国道4号〜279号に抜けるショートカット。解りにくい道だが、標識が設置されている
  国道279号 国道にしてはやたら狭い!我慢して進むべし
横浜町 国道279号 風速の強い時は注意。障害物が無く、まともに風を食らう
むつ市 国道279号 農業機械の通行多し。時期には注意が必要?
  市道 恐山に向かうショートカット。看板があるので解りやすい
  県道4号 急勾配・急カーブ!危険ポイントにはお地蔵さんが鎮座する(^^;)

 

午前9:00ぼんやりと出発をする。っつーか、出発の時点で既に失敗。もっと早く出るべきである。・・・寒かったんだモン。

とりあえず平内町までは順調に進む。相変わらず3週間目の危なっかしい運転。何台かの車に抜かれる。後ろを走りたくなんかないだろう。気持ちは解る。どんどん抜いてくれたまい。

平内町で渋滞にとっ捕まる。20km/hくらいの超低速運転。ふらふらしながらも、脇をすり抜けたりはしない。道狭いし!そういや車の時もよく渋滞に巻き込まれたな〜。この辺は時間帯考えねぇと。

渋滞を抜けると、ただっ広い道路が出現。思わず飛ばす。っつっても90km/hだけどね(^^;)この辺は何も無いし、景色もたいして面白くないので省略。植物に興味の有る方は、途中にある夜越山(よごしやま:何て名前だ・・・汚し山って読んじゃうよ)に寄ってみてはいかがだろう?サボテンや蘭が栽培されている。

野辺地町にて舗装改修工事中の道路に出くわす。例の、ツメでガリガリッとやってるヤツだ。怖い怖い。後ろから車が来るたびに道を譲り、低速運転で切り抜ける。タイヤが取られて怖いのだよ。初心者だから特にね。この辺では部落に入る前に下北半島の鉞の部分が眺められる。結構良い風景である。平内町の夏泊半島の方が堤防も無くて良い眺めかもしれんがね。

野辺地〜横浜町間は絶壁の上に道路があったりするもんで、風の強い日なんかは押し流される。海からの風に注意が必要。ちなみにボクが行った日は風速8mであった。谷間での突風にたまに煽られたり(^^;)

横浜町の山手に入ると、たまに猿が顔を出す。元動物園の猿らしいのだが、人懐こいからといってエサをあげてはイカンです。よく車が停車してエサをあげたりしているので注意。猿を探していて車に衝突なんてしたら笑い者である。

そういやこの辺、ガソリンスタンドは数少ない。おばちゃんの経営する小さなガソリンスタンドがあったので、そこで給油したり。車高の低い車がバンパーを擦り付けながら出入りしていた。青森県でそんな車高の低い車に乗ってたら除雪車だよ、まったく。おばちゃんと一緒に「あらら」と言いつつ笑う。っつーかおばちゃん、何で道路とこんなに落差があんの?おばちゃんのガソリンスタンドは何故か低い所にあるのだがね。

途中昼飯を食いに豆腐屋兼喫茶店(?)に寄る。オカラドーナツ改め菜の花ドーナツが美味い。ネーミングはこの町の観光名所:菜の花畑からくるのだろう。町で開催する菜の花フェスティバルの時は渋滞を覚悟していただきたい。

道の駅があるのだが、そこには寄らずに近くのじっちゃんの家に寄る。同居しているおばさん一家は誰も居なく、じっちゃん1人に暖かく迎えられる。「雅!ジュース飲んでけ、ジュース!」出されたジュースはじっちゃん特製ブドウジュース。ん?何だか酒くせぇなぁ。「焼酎(しょうじゅう:と発音する)入ってっがら。」バイクで来たって言ってんべ!!しかも「ジュースまだあるがら、持ってげじゃ。」だからじっちゃん、バイクで来たって言っちゃーべや!「後でまた寄るから。」と言い残し、いざ恐山へ出発。

本当は仏ヶ浦という白緑岩の切り立つ海岸(下北の観光名所)に行って、そこから青森市に戻りたかったのだが、下北汽船(TEL017-722-4545:佐井村〜青森市・蟹田町の2本の航路がある)に問い合わせた所「今日は強風で欠航です。」と言われた。ちなみに青森市行きはバイクを乗せらんないらしい。「バイクねぇ。一応乗せれる事は乗せれるけど、転ぶ可能性高いしねぇ。」等と、曖昧な返事をされたので期待しない方が良さそうだ。蟹田行きは車も乗せれるフェリーなので大丈夫だろう。っていうか、便が少ないので乗る場合には先に時間を確認すべき。

恐山に向かう道路は急勾配・急カーブの峠道!慣れた人なら面白いのだろうが、初心者のボクは怖くてしょうがない。事故りそうなポイントにお地蔵さんが立てられているのも恐怖感をそそる。峠を一通り越えると、突然湖が現れる。ボクは一瞬海と間違ってビックリした。宇曽利湖(うそりこ)である。なかなかに美しい。宇曽利湖の片隅に恐山の本堂がある。時期ではなかったのでイタコは1人しか居なかった。しかも建物の中に居たという事なので、行った時は気づかなかった。3000円くらい取られるらしい。無くし物が見つからなくて困っている人は寄ってみてはいかがだろう。当たるそうだ。ちなみに、知人から聞いた話では、若者がふざけて親族の命日ではなく、自分の誕生日を言ったところ、イタコのばーちゃんに「どうしても霊が降りてこない」と言われたそうな。親族や自分に関わりのある人の命日を調べてから、真面目にイタコのばーちゃんに口寄せをしてもらうと良い。ボクは霊とかはあまり信じないのだけれども、じっちゃんや母親、知人の話を聞いていると、あながちウソではないのかも、という気になってしまう(^^;)

とりあえずお守りを買って帰る。もちろん交通安全の。

恐山からの帰り道で他のバイクとすれ違う。挨拶された。初めての経験なので上手く手があげれず、会釈をしてみたり(^^;)この後また別な人にも挨拶をされたが、この時は何とか挨拶を返す事が出来た。嬉しい体験であった・・・v

ちなみにこの日、同じアメリカンのにーちゃんと2回すれ違ったが、挨拶もなにもしてくれなかった。多分地元のにーちゃんであろう。

夕方になってしまったのでじっちゃん家に泊。

やはりじっちゃん特製ブドウジュース(酒)を出された。流石に1.5リットルボトルを持ち帰りはしなかったが。

 

今回の感想:慣れた頃にリベンジ!今度こそ仏ヶ浦に行くぜよ!恐山の峠道もなかなか面白そう。丸1日かけて行く意義はあると思う。

 

今回の1日の運転距離:約150km(+次の日80km)

 

モドル

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